お食事をもっと美味しく!お醤油特集
実食した4つのお醬油のご紹介
・キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ
・ヒゲタ 本膳
・フンドーキン 八本木樽
・フンドーキン 特選国産丸大豆醤油
和食に欠かせない「お醤油」
そんなお醤油は現在さまざまなタイプのものが発売されておりますが、1本の量もなかなか多く試してみるのにも手が出しにくい…。そんなお悩みを解決するべく実食レビューを企画いたしました。
食べ比べは「細巻き寿司」で検証
お醤油の味を食べ比べるなら「お寿司」が良いと思ったのですが、バラエティパックですと同じネタが沢山入っていないので比較しにくいため。同じ味の条件で食べ比べしやすい細巻き寿司にさせて頂きました!
いえ、本当は食べたかっただけかもしれません…(笑)
それでは比較していきましょう!
キッコーマン
本醸造特選丸大豆
日本で一番有名なお醤油なのかもしれません。誰もが一度は口にしたことのあるスタンダードなお醤油。だからこそ今回のお醤油を比較するための基準として味を再確認させて頂きました。
原材料は、アメリカ大豆 となっております。
実食の感想
大豆のハッキリとした香りが目立ちました。一方で大豆の味わいは4つの中で一番少なかったです。塩味重視、甘味少なく、サッパリ系。スタンダードな味わいです。
ヒゲタ
本膳
こちらの商品「高級割烹しょうゆ」と記載があるのですが「お寿司」にも合うのではないか? というお客様の疑問想定し、あえて今回の企画で実食してみました。容量は360mlとなります。
原材料は、脱脂加工大豆(国内製造又はアメリカ製造)(分別生産流通管理済み)となっております。
実食の感想
塩味は強かったですがキッコーマンよりも柔らかく、甘味は少し。香りも強くはありません。
やはり「割烹」とあるようにお寿司に直接よりもお料理に使っていただいたほうが使いやすいはずです。お寿司で食べるなら脂身の多いネタと相性が良さそうだ(脂身は甘味を感じやすい)と感じました。
ちなみに公式サイトを確認してみると「魚の煮つけ」系レシピが多かったです。
フンドーキン
本醸造 八本木樽
今回フンドーキンからは2本をピックアップ。1本目は「八本木樽」。容量は少なく(150ml)あまりお醤油を使わないご家庭や、お寿司専用など使い分けの1本になるかと思います。
原材料は大豆(国産、分別生産流通管理済み)となっております。
実食の感想
特選国産丸大豆醬油 とほぼ似通っていますが、口当たりはこちらの方が軽かったです。海苔の風味がぐっと良くなる、今回の細巻きには一番相性が良いと感じました。手巻き寿司に限らず、お寿司系にはこれ1本で幅広く楽しめそうです。
フンドーキン
特選国産丸大豆醬油
同フンドーキンのお醤油。容量が多く(500ml)1本使うには普段からお料理をしっかりするご家庭向けの1本。容器がちょっと大きいサイズなので冷蔵庫に入れる場合は事前にご確認をお願いします。
原材料は、大豆(国産、分別生産流通管理済み)となっております。
実食の感想
どっしりした大豆の味わいを感じられるお醤油、香りと甘味が一番強かったです。大豆の甘味がハッキリとしているので、ねぎとろ巻がかなり甘く感じられました。
海苔との相性が非常に良いためネギトロ巻きの海苔と相まって「磯辺餅」のような風味になります。みたらしのベース醤油にしても良さそうです。八本木樽よりも主張が強いです。どちらの方が好きかは好みの問題になりますが、お醤油単体で言えばこちらの方が完成度は高いと感じました。
お料理に使うとかなり味に深みが増すと思います。一方で甘味が強くなるのでサッパリ系のお料理を求めるなら「本膳」などの方がよろしいかもしれません。
4つのお醤油比較表
今回レポートした4つのお醤油を表にしました。
大豆の風味を大事にする食事・組み合わせなら「フンドーキン」系、あまり主張しないなら「キッコーマン」や「ヒゲタ」系になるかと思います。
本商品の取扱店舗
2024年2月22日現在
砂町:特選丸大豆しょうゆ(〇)本膳(✕) 八本木樽(✕) 特選国産丸大豆醬油(〇)
深川:特選丸大豆しょうゆ(〇)本膳(〇) 八本木樽(〇) 特選国産丸大豆醬油(〇)
清澄:特選丸大豆しょうゆ(〇)本膳(✕) 八本木樽(✕) 特選国産丸大豆醬油(〇)
町屋:特選丸大豆しょうゆ(✕)本膳(✕) 八本木樽(✕) 特選国産丸大豆醬油(〇)
根津:特選丸大豆しょうゆ(〇)本膳(✕) 八本木樽(〇) 特選国産丸大豆醬油(〇)
池袋:特選丸大豆しょうゆ(✕)本膳(✕) 八本木樽(✕) 特選国産丸大豆醬油(〇)
堀切:特選丸大豆しょうゆ(〇)本膳(✕) 八本木樽(〇) 特選国産丸大豆醬油(〇)